小松豊年獅子踊(川西町

こまつほうねんししおどり

<日時・場所>

日時:8月16日/8月27

機会:総宮神社の例祭

場所:大光院/諏訪神社


<概要>

 3頭のシシ(雄ジシ・雌ジシ・ともジシ)で構成される。シシは太鼓をもたず、両手で垂れ幕の左右の端を握って振り回す。このほかに菅笠を被り白幕を垂らして顔をおおう踊り子5人と、六角の笠を載せ赤幕を垂らして顔をおおう花笠2人がいる。いずれも美しく色彩が豊かな衣装を身にまとい、腹に太鼓をかかえて移動しながら打ち鳴らす。このほかに、かつて「メンスリ」というヒョットコ面の道化役もいた。特に雌ジシが燃え盛る火の輪をくぐる場面は観衆をわかせる。演目は「お庭廻り」「獅子出し」「中の庭」「草入れ」「雌獅子の狂い」「花吸い」(花据え)などがある。毎年8月16日に上小松の松光山長岡寺大光院の本堂前庭と、裏山にある地蔵堂(赤お堂)前で演じられる。この日は大光院の精霊祭であり、そこで死者供養のシシ踊りが演じられることの意味は重い。


<踊りの構成>

獅子3人 花笠7人

笛5人 歌い手1人