仲町獅子踊(酒田市)

なかまちししおどり

<日時・場所>

日時:5月1日

場所:山寺皇大神社(酒田市山寺字欠ノ上)


<概要>

明治17年に当地方にコレラが蔓延して死者が多数出たときに、大沼新田出身の人々がシシ踊りをはじめたという伝承があります。毎年5月1日に酒田市山寺(仲町)にある山寺皇大神社の例祭で奉納公演を行っていますが、その他に愛宕神社境内や仲町全戸の庭先で踊っています。シシ5頭とササラ摺り2人、棒使い2人、唄い手数人の構成ですが、シシの頭や長い幕の中でシシみずから太鼓を打ち鳴らしながら唄い手の歌とササラに合わせて踊るスタイルは、旧藤島町・旧余目町などの「獅子郷」にみられるシシ踊りと似ています。ちなみに旧余目町は最上川をはさんでちょうど南側に位置しています。