木野俣獅子踊(鶴岡市)

きのまたししおどり

<日時・場所>

日時:55

場所:熊野神社(鶴岡市温海町木野俣)


<概要>

昭和29年以来5月5日の熊野神社春祭りで奉納公演を行っていますが、それ以前は8月13日に行っていたといいます。これまで紹介してきた「獅子郷」のシシ踊りとはまったく異なる系統のシシ踊りです。シシは7頭であり、中ジシは雄で黒色、2本のツノを持ちます。矢来ジシも雄で赤色、二股ツノを立てます。雌ジシは緑色で一本ツノです。ひらジシは4頭で黒色・青色・赤色・白色でツノを持っていません。シシ頭は神社のお札を貼って作った張り子にニス塗りをしたものです。6人の女装したササラ摺り、ひょっとこ・おかめの道化役もいます。口上があるのも庄内のシシ踊りではめずらしいものです。