家根合獅子踊(庄内町)

かねあいししおどり

<日時・場所>

日時:8月15日

場所:皇大神社(庄内町根合字菖蒲島)


<概要>

梅津三五郎という人が小中島獅子踊(旧藤島町)を習得して家根合に持ち込んで人々に伝えたのが家根合獅子踊だといわれています。村の生活をおびやかす悪霊がいて、これを鎮めて追い払う強力な霊物としてどうしてもシシの踊りが必要だったと伝えられています。家根合では梅津三五郎家が代々「獅子宿」の役割を担っており、そこで「精入れ」や「精戻し(精抜き)」(家根合では「獅子殺し」)の厳粛な儀式を執り行ってきました。「獅子郷」ではシシ頭部の鍬形部分には描かれるものが共通する場合がありますが、家根合の白鷺ジシは「葡萄に鼠」が特徴です。