沢渡獅子(東根市)

さわたりししまい

<日時・場所>

日時 4月第四日曜日

機会 松沢地蔵尊祭礼

場所 松沢地蔵尊


<概要>

「獅子舞」と称しますが、実際はシシ踊りの分野に属します。江戸時代に山寺立石寺からもたらされたという伝承がありますが、一方では御所山や黒伏山の山岳信仰が盛んだった時期に沢渡地区が登拝口の一つであり、そこを行き来する修験者によって伝えられたものともいわれています。旧暦7月7日には山寺で死者供養のための踊りを奉納してきました。踊りはシシ5頭の構成ですが、そのほかに鉦打ち、笛、太鼓、ササラ、歌いなどのお囃子がつきます。シシの先頭には大斧を持って赤い鼻高面をかぶった先導役が登場するのが特徴です。演目は8つを数えます。