綱木獅子踊(米沢市)

つなぎししおどり

<日時・場所>

日時:8月15日

場所:


<概要>

 3頭は中ジシ(雌獅子)、先ジシ(雄獅子)、後ジシ(雄獅子)と称するが、鳥毛でおおわれたシシ頭をかぶり腹には太鼓をつける。3頭ともに衣装は青地に赤色の牡丹模様が鮮やかにデザインされたものを着用している。かつて公演は8月14日〜16日の3日間にわたり、集落にある円照寺境内と各戸を訪問して踊り続けていた。家の仏間でシシの踊りが終わればきまってもてなしを受けた。シシをもてなすことが仏の供養とされたのでご馳走は各家々で大いに出された。演目は「関東肥挟踊り」(20曲目)、「角田中村踊り」(10曲目)、「十七くだり」(10曲目)の3つをもつ。お囃子の行列は大まとい・小まとい・横笛・太鼓・唄いなど十数人で構成される。本来は6尺棒を持つ袴姿の「警護」が先頭に立ち、大まとい持ちは奴姿だったというが、いずれも現在は省略されている。