高擶聖霊菩提獅子踊(天童市)
たかだましょうりょうぼだいししおどり
<日時・場所>
日時:8月22日
機会:河上神社例大祭
場所:河上神社境内/高擶北地区内
<概要>
天保12年(1841)に中山町土橋のシシ踊りを高擶住民が習い受け伝承されてきたものといいます。途中幾度も中断を繰り返してきましたが、平成10年に再復興をとげて現在に至っています。「聖霊菩提」の名称こそ、シシ踊りという芸能が死者供養・先祖供養を目的として踊られることを端的に物語っています。旧暦7月7日には山寺立石寺に奉納踊りをしてきました。踊りはシシ7頭の構成です。そのほかに笛、太鼓、歌いなどがつきます。演目は11を数えます。なかでも「かかす(かかし)」の演目は、踊りの庭に立てかけられた小型のワラ人形を近づいたシシが瞬間的に倒す所作が注目されます。
<踊りの構成>
中獅子1人、雄獅子2人、子獅子2人、雌獅子2人
笛5人、太鼓2人、回向1人
<演目>
長門前舞
雌獅子舞
中獅子舞
回向舞
だんだか
鹿たね
雄獅子舞
花見
かかす
山踊り
道踊り