大谷獅子踊(鶴岡市)

おおやししおどり

日時・場所>

日時:8月15

場所:大地神社(鶴岡市大川渡)


<概要>

隣り合っている大川渡地区と谷地興屋地区の両集落が共同で伝承してきたのが大谷獅子踊です。集落の大地神社の記録には文化2年(1805)にシシ踊りが奉納されていることから、大谷獅子踊は江戸時代後期にはあったのだろうと考えられています。毎年奉納されるわけではなく、長老から踊りの許可が得られなければ踊れなかったといいます。8月7日にシシの頭に精霊を吹き込む「精入れ」の儀式を行ってから始められ、8月15日の大地神社の例祭に奉納されてきました。かつては3日間豊作祈願のため村から村へと踊り巡ったといいますが、「獅子郷」ではこのことを「商売(興行)獅子」といいました。